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大口径管の漏水や経年放置された漏水現場は、管破損箇所からの出水によって「みず道」を生み、地下構造に空洞・歪みを形成します。
形成された空洞部分は土圧が低下し、水の滞留が生じます。単に「音がするから」という判断で掘削してしまうと土中には多量の水濡れがありますが、実は埋設管すらなかったという結果が出てしまうので慎重な調査が必要です。

管径が大きいのであれば他材質との接触面積も大きく、電気要因等の腐食も発生します。水管橋などの近辺はコンクリートとの接触面も大きくチェックポイントになります。路面音聴、地中レーダ法、低周波法による精度調査により、復旧時の開削範囲を最小限に留めます。
【現場事例】φ600 防食フィルム巻き
【現場事例】φ800 水利配管
【管種】鋼管・鋳鉄管・FRP・二重被覆構造の管など

 
調査を頂く案件には、単位当り数十トン規模の漏水もあります。
漏水量が多いほど漏水調査は簡単だと思われる方もいらしゃると思いますが、調査する立場の見解からすると慎重な調査が必要な現場となります。
漏水量が多量である程、音や振動が辺り一面に拡がりすぎてしまう為、共鳴・共振となり、路面上からの音聴や相関法においてマイナス要素となる場合があります。

漏水による土の流出で陥没の恐れがある場合、地中レーダ法主体により地下形状を踏まえた調査を行います。
【現場事例】千葉県南房総広域水道企業団様



漏水音を伴わない極微量の漏水の場合、配管の小規模な亀裂などによるものが多く見られます。
埋設面が土であれば掘削しながら配管の目視確認も許される場合もあるかと思いますが、コンクリートやタイル等で舗装されている場合、復旧費用や時間面でコスト高になると共に、工事騒音も考慮する必要があります。又、舗装面から穴を開けて水濡れを追って行くという調査手段も考えられますが、埋設ケーブル損傷等のリスクが伴いますので弊社では推奨しておりません。

口径13〜25ミリ前後の給水管の場合、量水器指針がゆっくりでも一定に回転する漏水であれば、検知が可能です(毎分0.2リットル程度の漏水であれば、一般の方でも量水器のパイロットがゆっくりと回転しているのが目視確認できます)。
【現場事例】小口径給水管
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